※ タヒチ旅行(3)アクティビティ
ボラボラ島ではリゾートに滞在しながら、色々なアクティビティ
もお楽しみ頂きました。
タヒチの人との触れ合い、高台から眺める綺麗なラグーンの景色、
南国の海を彩る熱帯魚の観察などなど。
そのどれもが楽しかった旅行の思い出になるはず。
前回からはホテルもアクティビティも変わってますし、また別の
角度からボラボラ島を楽しまれています。
やっぱりいいなと思うこともあれば、新しい魅力の発見もあった
のではないでしょうか。
日本から事前手配が可能なアクティビティも多いですし、皆様も
自分なりのタヒチ旅行をお楽しみ下さいませ。
タヒチ旅行(2)ファミリー
※ タヒチ旅行(2)ファミリーでリピート
前回のブログでは2000年のボラボラ島のハネムーンの様子
をお届けしました。
あれから約20年が経ち、今回は時計の針が現在に戻ってくる
ことになります。
ゴールデンウィークにファミリーでボラボラ島をリピートして
頂くことになりました。
1:伊丹空港から東京へ
2:成田空港からタヒチ島へ
3:タヒチ島からボラボラ島へ
4:ボラボラ空港からホテルへ
このようにして、ご両親のハネムーンの思い出が詰まっている
ボラボラ島にお子様と一緒にやってきたという流れです。
大人2名と子供2名ですから、お部屋の定員の関係で2部屋を
ご利用されています。
楽しいご滞在になりますように。
タヒチ旅行(1)2000年
※ タヒチ旅行(1)2000年
お客様の写真をご紹介しますが、これまでとは少し様子が変わり、
時計の針を西暦2000年に戻します。
ミレニアムという言葉が流行っていたような。
この時の私はタヒチの存在すら知りませんが、既にタヒチ旅行を
楽しんでいた人はいらっしゃいます。
エアタヒチヌイも成田発着だけでなく、関空発着でも飛んでいた
のではないでしょうか。
ハネムーンでボラボラ島を訪れて、釣った魚を持って地元の少年
と一緒にパチリ。
私も初めてタヒチに滞在した時はフィルムのカメラでした。
ホテルの見学をすると、フィルムを交換するために何度も止まる
ことになるのですが、スタッフはお構いなしに歩いて行きます。
「アナンスタン = ちょっと待って下さい」
このフランス語は一生忘れません。
釣りが好きなお客様ですから、ボラボラ島でジェシーエルという
ボートをチャーターして、フィッシングも参加されたようです。
カジキを釣るのは憧れだったのでは。
ボラボララグーンリゾートにご宿泊のうえ、ホテルでタヒチアン
ウエディングも挙げられました。
現在は存在していないホテルですが、当時に宿泊された日本人の
ゲストも多いはず。
のんびりとしたタヒチから、時間差で素敵な写真が届いたような
感覚になります。
こちらのお客様のご紹介は今回で終わりではなく、次回のブログ
にも続きます。
※ 余談ですが
このような機会でもなければ、2000年のことを振り返ること
なんてありません。
学生だった自分は、特に意味もなく六甲山をバイクで走っていた
ように記憶してます。
あっちに行ったかと思ったら、こっちに帰ってきたりして。
いったい何が楽しかったのかなと。
今にして思えば、どうかしてたんだと思います。
デュシットD2フェイドゥ(まんぼ~モルディブ)
モルディブの北マーレ環礁に、タイ資本のデュシットホテルが
オープンしました。
バア環礁にあるデュシタニに続いて2軒目のデュシットです。
追加料金でのオールインクルーシブではなく、宿泊ゲスト全員
がオールインクルーシブになるホテルです。
マーレ空港からボートで約7分、首都のマーレからは約6分で
到着できる便利な立地です。
ホテルの空撮はこのような感じです。
丸い島の東西南北にお部屋が点在しており、主な予約タイプは
以下のようになっています。
・ビーチヴィラ(約77㎡)
・ビーチプールヴィラ(約115㎡)
・プール付ウォーターフロントヴィラ(約140㎡)
・プール付水上ヴィラ(約125㎡)
ウォーターフロントヴィラは入り口が陸上ですが、テラス部分
が水上になっており、半水上と呼ばれるタイプです。
日本からはハネムーンが多いこともあり、プール付水上ヴィラ
に人気が集まります。
他にもファミリー向けの2ベッドルームのお部屋もご用意して
いますし、幅広い層のお客様に対応できます。
デュシットD2フェイドゥは、活気のある5軒のレストランと
バーをご用意しました。
※ バラヴェリ(メインレストラン)
朝食:07:00から11:00
夕食:18:30から22:00
朝食は贅沢なシャンパン付で、夕食はアラビアンバーベキュー、
ペルー料理、モルディブナイトと、日帰りのテーマビュッフェ
をご用意しています。
※ ソイ(SOI)
昼食:12:00から15:00
夕食:19:00から22:00
金曜日は定休
香り豊かな炒め物やクリーミーなカレー、ピリッとしたサラダ
まで、タイの伝統と活気あふれる食文化をお届けします。
昼間は心地良い波音を聞きながらゆったりとしたランチタイム。
夜は星空の下で、ゆったりとしたディナータイムへと誘います。
ゆったりしたビーチフロントのレストランで、大胆なお食事や
温かいおもてなし、楽しいひと時を味わえます。
※ ミディ(MIDI)
昼食:11:00から17:00
夕食:19:00から22:00
バー:10:00から深夜
プール:08:00から18:00
ミディはデュシットD2フェイドゥを代表するビーチクラブ&
ルーフトップバーです。
日の出から日没まで音楽が流れ、地中海の魔法に包み込まれる
ひと時は、忘れられない思い出となることでしょう。
ミディではプールサイドのお食事や、夕陽を眺めながらの乾杯
をお楽しみ頂けます。
※ ボー(BO)
夕食:19:00~22:00
火曜日定休
水上レストランのボーの名前は、中国語の波にちなんでいます。
アジア料理の伝統を大切にしながら、現代風にアレンジをした
本格的な料理を提供します。
※ コクーン(COCOON)
営業:10:00から25:00
コクーンは1日中楽しめる寛ぎの空間を演出しており、昼間は
こだわりの紅茶でゲストをお迎えします。
日が暮れる頃には厳選されたカクテル、美味しい軽食、ライブ
ミュージックをお楽しみ下さい。
デュシットD2フェイドゥのオールインクルーシブに含まれる
主なサービス内容は以下の通りです。
・朝食と夕食(メインレストラン)
・昼食(タイ料理)
・夕食(地中海レストラン)
・夕食(中華レストラン・4泊すると1回)
・レストランでの各種ドリンク
・朝食時のハウスシャンパン
・お部屋のミニバーの各種ドリンク(毎日補充)
・シュノーケルセットレンタル
・お1人様につき20ドルのクレジット(毎日)
※ 含まれる内容は現地事情により変わる場合があります。
水と自然からヒントを得たナムスパでは、タイのヒーリングと
モルディブの要素を融合し、お客様に合わせたスパマッサージ
を提供します。
ジェットスキーに乗るウェーブライダー、綺麗なサンドバンク
を訪れて楽しむバーベキューなど、これらのアクティビティや
エクスカーションもご用意しています。
ダイビングでは、リーフシャークやトビエイが鮮やかなサンゴ
の庭園を優雅に泳ぎ回る姿をご覧頂けるかも。
オプションを活用することで、大胆なアイランドエスケープも
楽しんでみてはいかがでしょうか。
以上が、デュシットD2フェイドゥのご紹介です。
空港から近く、ハネムーンからファミリーにもお泊まり頂ける
127室のお部屋をご用意しました。
プレミアムなビュッフェとアラカルトのダインアラウンドでは、
活気の溢れるお食事をお楽しみ頂けます。
ロマンス、アドベンチャー、家族で過ごすひと時など、忘れる
ことのない体験が、とっておきの思い出になることでしょう。
それでは、モルディブ旅行のお問い合わせをお待ちしています。
モルディブ旅行専門店・お問い合わせはこちらへ
カギモルディブの改装について
今回のまんぼ~ブログはモルディブの話題です。
モルディブにあるカギが改装を終えて営業を再開しました。
・客室にお部屋番号のプレートの追加
・職員用のサッカー場やバレーボールコートの追加
主に上記のような改装を行っており、波除けブロックも増設
されています。
ブロックはオーシャンプールヴィラの外側にあり、322番、
320番、318番から近い場所です。
波除けブロックがあることで守られていますし、ビーチの砂
が沖側に流れることを防いでいると聞いたことがあります。
お客様によっては、波除けブロックの増設がお部屋タイプの
ご検討に影響するかも知れませんね。
一番下の地図には、増設されたブロックの位置を黄色い線で
囲っておきましたので、ご参考にして下さい。
タヒチ旅行記(13)おまけ
旅行記の後はオマケと決まってます。
本編ではご紹介していない写真を、雑記のように適当にお届け
する緩いブログです。
飛行機では機内食が出るのに、レストランがあるという誘惑が
空港にはあるもの。
その罠にかかるもんか。 食べたいけど我慢です。
空港とは関係ありませんが、会社の近くにあるうどん屋さんの
前を昼時に通ると、悲しい光景を目にすることがあります。
最初にうどんを注文して、トレイの上にうどんが乗り、最後に
お金を払ったところまでは分かるのですが、その後が大変です。
混雑してるから座る席がなくて、トレイを持ったままお店の中
で彷徨ってる人が何人もいるんですよね。
彷徨っている間にも麺は伸びるし、うどんは冷めるし、出来た
ばかりのご馳走が目の前にあるのに食べられない。
あれはどうにかしてあげてほしいです。
搭乗ゲートに到着した時にはベンチに座れる余裕があったのに、
ブラブラして戻ってくると人が沢山で座れません。
まぁ、そんなもんですよね。
トレイを持ったまま彷徨うことに比べれば、なんてことはない。
旅行としてタヒチに向かう人もいるでしょうし、日本に旅行に
来ていた人がタヒチに帰るパターンもあるのかな。
成田からタヒチを訪れて、タヒチの滞在を楽しみ、その後には
アメリカや南米に向かう人もいるはず。
利用している人の数だけ、色々なドラマがあるのでしょう。
隣の1Aの座席には、スーツを着たビジネスマンが座っており、
いかにも上品な紳士といった印象を受けます。
・パンのオカワリはいかがですか?
1A:「いえ、私は結構です」
1B:「僕はこれとこれをお願いします」
・ジュースはいかがですか?
1A:「いえ、私は結構です」
1B:「僕はリンゴとオレンジをお願いします」
・おにぎりはいかがですか?
1A:「いえ、私は結構です」
1B:「僕は昆布と明太子をお願いします」
・キャンディはいかがですか?
1A:「いえ、私は結構です」
1B:「僕は貰えるだけお願いします」
・免税品のご購入はいかがですか?
1A:「私はこれとこれを買います」
1B:「いえ、僕は結構です」
色々な意味で、飛行機はバランスを保ちながら飛んでいます。
ウェスティンボラボラのプール付の水上ヴィラです。
こちらはファミリー向けの大きなお部屋なので、カップル向け
のプール付の水上ヴィラとは異なります。
インスタグラムでお届けしたウェスティンの水上ヴィラの動画
では、室内でズンズンと音楽が鳴っています。
スタッフがスマホの音楽をスピーカーに接続しただけですから、
全てのお部屋がズンズンと鳴ってるわけではありません。
騒がしいホテルだと思われた方はご心配なく。
実際には静かなもんです。
久々にタヒチ旅行のお土産祭りもお届けしておきます。
自分自身へのお土産、友達や家族へのお土産、会社でお世話に
なってる人へのお土産など、色々なお土産があります。
あの人とあの人は貰ってるのに、自分だけが貰ってない。
もしかして、自分は嫌われてるのかな。
みたいなことになると、そこから人間関係がギクシャクします
から、どうか計画的にお買い求め下さい。
タヒチで出会ったお土産の写真をズラズラっと。
旅行記では、パンを横取りされていることをアメリカ人の親子
に笑われてしまいました。
この状況でパンを焼き直すと、横取りされたことを認めること
になるので、あえて他の料理を食べることにします。
何か面白いことがありましたか?
別に僕はパンを横取りされてませんよ。
という感じを出しておきつつ、親子が部屋に帰った後にパンを
焼き直しました。
飛行機でミュータントタートルズを観た影響で、ボラボラ島に
到着してからもピザを食べたい気持ちが止まりません。
友人と訪れたレストランでピザを食べることにしました。
旅行記には登場していませんが、タヒチアンダンスも観てます。
4枚目はマルケサス諸島のダンスなので、一般的に知られてる
タヒチアンダンスとは音楽も踊りも異なります。
ニュージーランドのラグビーの選手が試合前に踊るハカに似て
いると思います。
同じポリネシアの仲間ですし、通じるものがあるのでしょう。
友人のジムニー君と夜釣りに出かけたりもしました。
「痛てててっ! 針が足に刺さった。 とって、とって」
ルアーの針が自分の足に刺さりました。 釣りのアルアルです。
「はい、まんぼ~さん。 針を取ったから大丈夫だよ」
私は針を取ってほしかったのではなく、刺さってる状態の写真
を撮ってほしかったのです。
取る、撮る、盗る、摂る・・・。 日本語は難しいな。
ホテルの移動でお世話になったボートです。
レストランで頂いた料理が美味しかったけど、メニューの名前
までは覚えていません。
次に同じレストランを利用する機会があれば、店員さんに写真
を見せてオーダーすることにします。
便利な世の中になったもんだ。
綺麗なビーチやラグーンの写真もお届けしておきます。
このような写真は何枚あっても困りませんから。
パペーテでは渋滞にハマったりもして。
朝は郊外からパペーテ市内に来る通勤の人で渋滞になり、夕方
は市内から郊外に帰る人で渋滞になります。
タヒチでは時間に余裕を見て行動しなければ。
町中で友達の車だと思って手を振ったのに、知らない人だった
時の気まずい感じはどうにかならないものか。
対向車が道路の端に寄って、自分に道を譲ってくれてると思い、
すれ違う前に手を上げて感謝の気持ちを示したりします。
ところが、譲ってくれてると思った対向車は誰も乗っておらず、
ただの路上駐車の車だったりもします。
自分は何に感謝してるんだ・・・。
こんなことが世界中で毎日、何千回も繰り返されているはず。
乗り物に関するエピソードは尽きません。
気軽に水中の世界を楽しめるシュノーケリング。
夢中になっていると1時間なんて直ぐに過ぎますし、どれだけ
やっても飽きません。
これからタヒチを訪れる人も、海に入って自分のお気に入りの
熱帯魚を探してみて下さい。
旅行記で紹介した水上ヴィラやガーデンヴィラ以外に、ビーチ
ヴィラも見学しています。
ホテルを散歩していると、石を使ってウミガメのカタチを表現
していることに気付きました。
もしかしてと思いながら他の場所も注意深く見ると、ティアレ
タイナやティアレアペタヒの形になっています。(タヒチの花)
何気ないところにもポリネシアのテイストが散りばめられてる
のがオシャレだなと思います。
オマケもキリがないので、そろそろ終わりにしておきますか。
ホテルをブラブラしてる間に食事を食べ損なってしまい、途方
に暮れるように遠くからレストランを眺めています。
すると、通りすがりのゲストの声が後ろできこえました。
「これって絶景だよね」 「ねぇねぇ、あれも絶景じゃない」
これも絶景、あれも絶景。 何でも絶景と言ってるのか。
まぁ、これは旅行会社にも原因があるように思います。
大切な人にも見せてあげたいと思える絶景なんて、そう簡単に
出会えないはず。
本当の絶景に出会った時に使う言葉がなくなりますから、私は
気軽に絶景という言葉を使わないことにしています。
上の写真はホテル内にあるラグーンの様子です。
たしかに素晴らしい景色だと思いますけど、絶景と言うほどの
強烈なインパクトはないかな。
そんなことを思いながら、ボケーっとしていると、レストラン
の方からスタッフが歩いてきました。
「ムッシュまんぼ~、食事を食べ損なったそうですね」
「特別にお弁当をご用意しましたので、お召し上がり下さい」
「当ホテルの自慢のラグーンの景色はいかがですか?」
「絶景ですよ。 絶景に決まってるじゃないですか」
「今回のタヒチ旅行で一番の絶景だと思います」
タヒチ旅行専門店・お問い合わせはこちらへ
タヒチ旅行記(12)旅行を楽しめる人
まんぼ~のタヒチ旅行記も今回で終わりです。
ブラブラしながらウェスティンボラボラを見学しましょう。
メインレストランのティパニーでは朝食と夕食を提供しており、
綺麗なラグーンに面したテラス席があるのは以前と同じです。
すぐ隣にあるエアコン付のマエレ・レストランでは、シェフに
よる当日のオススメがメニューになります。
旅行会社としてはマエレも見学するべきですけど・・・。
フロントまで歩いて、スタッフにカギを開けてもらうのは面倒
ですし、自分の判断で見学を割愛することにしました。
これからご滞在される人は、ご利用されても良いのでは。
ビーチに面したヴァラヴァラでは、昼食や夕食を提供します。
半屋外の席では心地良い風を感じながら、オテマヌ山の景色と
共に食事をお楽しみ頂けます。
メニューにはサラダやピザ、ハンバーガーやサンドイッチなど
の他にも、肉、鶏、魚のグリル料理も記載されていました。
それにしても、最初から最後までお天気が素晴らしいな。
スタッフの笑顔に癒されますね。
イアオラナ~。
レストランだけでなく、3軒のバーが敷地内に点在しています
ので、これらもご利用下さいませ。
昼はプールサイドやビーチの端にあるバー。
夕方から夜はフロントの隣にあるバーと、これらを使い分ける
ことで、ウェスティンのご滞在の幅が広がると思います。
大きなプールは涼しげですし、カバナも幾つかありました。
あちこちにハンモックやビーチテェアが置いてあり、カヤック
もご利用頂けます。
色々なホテルの施設を紹介しておきながら、これを書くとオチ
のようになるかも知れませんが。
ホテルに対する印象は「人」で決まる部分が大きいです。
良い印象として記憶に残るホテルは、何かしら素敵なスタッフ
との思い出があるもの。
あの人にお世話になったなとか、あの人は楽しかったなとか。
どんなに施設が良くても、料理が美味しくても、出会った人に
よってホテルの印象は大きく変わります。
ホテルの雰囲気はスタッフやゲストが作るものですし、やはり
旅行の印象は「人」に左右されることが多いと思います。
まぁ、これは旅行に限ったことではありませんけど。
それから、誰もが楽しい旅行にしたいと思っています。
楽しい旅行になるかどうかは、自分次第の部分が大きいです。
楽しめる環境があっても、ご本人の行動や考え方などによって
楽しくもなれば、つまらなくもなるもの。
雨だろうが、混雑していようが、ワッハッハ!と笑い飛ばして、
楽しそうに過ごしてる人もいます。
そうかと思えば、お部屋にスリッパがないだけで大騒ぎをする
人もいらっしゃるのでは。
旅行を楽しめる人は、どこに行っても自分の置かれている状況
の中で、最大限に楽しんでいるはず。
そのような人には、旅行を楽しむチカラがあり、本当の意味で
旅慣れた人と言えるのでしょう。
みたいなことが、何かの本に書いてました。
おさらいをすると、ウェスティンボラボラの大きな特徴は以下
のようなところでしょうか。
・どこからも綺麗な海や山が見える
・オテマヌビューが素晴らしい立地
・施設等も含めて5つ星に相応しい
オープンによってボラボラ島のお部屋不足も解消されるかなと
思いましたが、そうでもない印象です。
半年以上前でも満室になっていることは珍しくありませんので、
タヒチ旅行のご計画はお早目に。
飛行機も混み具合によって予約クラスが変わりますので、以前
のようなキャンセル待ちの文化もなくなるのかな。
ビーチからのオテマヌ山も素敵ですけど、レセプションの周辺
からのオテマヌ山も素敵だと思います。
ホテルを出発するために船着場にくると、ボヤンさんが見送り
にきて下さいました。
ホテルに対する感想を求められることになり、ちゃんと見学を
しているかテストをされてるような気持ちになります。
見学を割愛したマエレの話題になると、知ったかブリがバレて
いるようで、凄い空気になってます。
こんなことになるなら、ちゃんと見学しておけば良かった。
この状況は気まずいなと思っていたら、お迎えのボートが来て
くれました。 まさに、助け船ですね。
このホテルらしく、オテマヌ山の景色で締め括りましょう。
マルル・ロア。 ウェスティンボラボラ。
タヒチ旅行記(11)ウェスティンボラボラ
ウェスティンボラボラにやってきました。
休憩もそこそこに、営業部長のボヤンさんがご案内して下さる
ことになりました。
船着場からのオテマヌ山の眺めや、レセプションの周辺の様子
をご覧下さいませ。
リゾートの敷地が全体的に横長ですから、敷地内の沢山の場所
からオテマヌ山が見えるようになっています。
メリディアンからウェスティンに変わりましたけど、こちらが
元祖オテマヌビューのホテルです。
水上ヴィラには幾つかの種類がありますが、私が泊まったのは
プールのないラグーンビュー水上バンガローです。
色使いも間取りも設備も完全に新設計なのか。
メリディアンの時よりも天井が高くなり、間仕切りがなくなり、
テラスも広くなりました。
室内から海が見えるガラスフロアも継続されています。
公開されている資料の広さはアテにならず、フォーシーズンズ
ボラボラの水上ヴィラと似たような広さかなと。
頑張れば、バドミントンくらいなら出来そうです。
続きまして、ヘブンリースパにやってきました。
メリディアンの時にはマッサージでしたが、ウェスティンでは
本格的なスパとして生まれ変わっています。
前からあったように自然にリゾートに馴染んでますね。
マッサージの台の下から海が見えるのが流行りですが、ここは
ガラス面の前に綺麗なラグーンが広がっていました。
こちらの方が写真としては映えていると思います。
イアオラナ~。
当然のことながら、リゾートホテルにあるべき基本的なものは
揃ってますし、特に何もご不便はないのでは。
見学の途中ですが、涼しいブティックには長くいたいです。
ブティックの滞在を長くするために、商品を買おうか迷ってる
感じを出すのは私の得意技です。
これの色違いはありますか? とか言ってみたりして。
ボヤンさんからは、レストランなどは明日にでも自由に見学を
して下さいと言われました。
今日は終わりましたので、自分の部屋に戻ることにしよう。
自転車のレンタルがあるのは助かりました。
あれ、目が覚めると外が真っ暗になってる。
少しだけのつもりだったのに、泥のように眠ったようです。
この状態から追加で朝まで寝ることは難しいので、何とかして
時間を潰さないと。 変な時間に起きてしまった。
しばらくスマホを見てなかったし、旅行をお申込み頂いている
お客様から色々な質問がメールで届いてるかも知れません。
こればかりはAIに任せることは出来ませんし、ご質問の内容
によっては直ぐにでも返事をしなければ。
さっそく受信してるメールを確認しよう。
と思ったのに、Wi-Fiが繋がらない。 これは困ったな。
服を着替えて、自転車に乗ってフロントエリアにやってくると、
バーのスタッフが残ってました。
「すいません。仕事でメールの確認をするためにWi-Fiの
繋ぎ方を教えて下さい」
「僕の返事を待っているお客様がいらっしゃいますので」
スタッフにWi-Fiの繋ぎ方を教えてもらい、スマホには傘の
マークが出ました。
よし、このままの勢いでメールを確認するぞ。 ポチっと。
・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・。
誰からもメールが来てないし、迷惑メールすらも届いてない。
壊れてるのかなと思いましたけど、他のネットは繋がってます。
わざわざ服を着替えて、自転車で真っ暗な道を走ってきたのに、
お客様から何も質問のメールは届いてないのか。
完全な肩すかしです。 それでは部屋に戻ることにしよう。
「ムッシュ、まんぼ~。メールを確認できて良かったですね」
「えぇ、助かりました。メールが500件くらい来てます」
タヒチ旅行専門店・お問い合わせはこちらへ
タヒチ旅行記(10)一寸法師の後半
※ 前半のあらすじ
まんぼ~は友人のジムニー君とボートに乗って、ボラボラ島で
フィッシングをすることになりました。
ところが、ラグーンでプカプカと浮かんでいると、まんぼ~は
船酔いで気分が悪くなってきたのです。
この日のために仕事を休んでボートを借りてくれたジムニー君
のことを思えば、気分が悪いとは言えません。
気分が悪いとバレずに、なんとかして陸地に上がらなければ。
釣りをするためだと理由をつけて、海が綺麗な小島に上陸して
きたところです。
日常で船酔いなんてしませんし、どれくらいで治るのか想像も
できませんが、最低限の身動きは取れます。
さぁ、一寸法師の後半はどうなるのでしょうか。
ふぅ~。 足元が揺れないって幸せなことなんだな。
当たり前のことが幸せに感じるとは、まさにこの感覚です。
あのまま一寸法師を続けていたら、どうなっていたことか。
小島には勝手に上陸してますけど、ジムニー君が島の所有者と
知り合いなので、追い出されることはないようです。
気分はマシになりましたが、万全の状態にまで戻るには多少の
休憩時間が必要だと思われる。
適当な木陰のベンチを見つけて、腰を下ろすことにしました。
「ここは本当に海が綺麗だな~。 上陸して良かったな~」
と言ってみることで、動きたくないことをアピールしています。
ジムニー君としては、少しでもボートで釣りをしたいはず。
「まんぼ~さん、釣りをしなくていいの?」
「休憩をしてると鳥がどこかに逃げてしまうかもね」
おっと危ない。釣りをするために上陸したことを忘れてました。
ベンチで休憩している場合じゃないな。
「じゃあ、1人で釣りに行ってくるから待ってて」
道具をまとめて、ビーチ沿いに島の反対側まで歩いていきます。
自分なりに真面目に釣りをしましたけど、魚は釣れません。
最初から鳥はいないし、釣れるわけがないんだ。
でも、釣れなかったと言ったら一寸法師を再開しようと言うに
決まってるので、釣れたことにしよう。
海水を服にかけて、魚とのファイトで汗だくになってる感じを
演出しながら、歩いてベンチに戻ってきました。
「ジムニー君、ただいま。 沢山釣れたよ。 楽しかったな」
魚は釣れたことになってますし、休憩もしました。
でも、再びボートに乗ると気分が悪くなるような気がするので、
もう少し小島での滞在時間を引きのばしたいところです。
よし、ボートに乗らないための理由を思いつきました。
「ジムニー君、僕らはボートの扱い方が雑だし、もしもボート
を壊したらアリイさんに怒られるね」
「だから、あまり乗らない方が無難な気がする」
このように言うことで、小島から動かない方向に誘導するのだ。
「あぁ、アリイさんは優しいから怒らないと思うよ」
「先月に僕の友達がボートを壊した時も怒ってなかったしね」
チッ、優しくなくていいのに。 鬼のような人が理想的。
この島は無人島ですが、日中は他の観光客も訪れていますので、
チラホラと人の姿も見られます。
どうしたものかなと考えていると、目の前のビーチを歩いてる
人がドリンクを持ってることに気付きました。
そうだ! 素晴らしいアイデアを思いついた!
そうと決まれば、サイフを持って売店に向かってダッシュです。
お目当てのブツを3本ほど買ってベンチに戻ってきました。
「ジムニー君、良かったらビールでも飲んでよ」
「ほらほら、遠慮しないでいいからさ」
「僕はお酒を飲まないから、ぜんぶ飲んじゃって構わないから」
ビールを飲んで気分が良くなれば、行動意欲がなくなるはず。
「まんぼ~さん、ボラボラ島ではマヨネーズが貴重なんだよね」
「最近は選挙で靑派が勝った影響がホテルに出てるみたいだよ」
ビール作戦は成功したようで、ジムニー君も快適そうにベンチに
座ってますし、あまり動くつもりはないようです。
タヒチやボラボラ島の暮らしのことを色々と教えてもらいながら、
楽しい時間が過ぎています。
どれもこれも、知らないタヒチ情報ばかりだな。
来た時がウソのように、いつしか私の気分も良くなりました。
そろそろ小島を出発しますけど、ボートの返却まで時間があり
ますから、寄り道をして釣りをすることになりました。
気分が悪いから中断をしたけど、やはり釣りはしたいのです。
小島に別れを告げて、帰りは私の運転で出発しましょう。
マティラ岬の前を通り過ぎて、ホテルボラボラの前のあたりに
やってきました。
遠浅ではなくゴツゴツとした岩が広がっていますので、ここは
釣りのポイントとして良さそうです。
魚がいるのは砂地よりも岩場ですからね。
プカプカとボートで浮かびながら、これだと思えるルアーを糸
に結んで、あちらこちらに投げてみます。
どりゃー、どりゃー。 いくら投げても釣れないな。
頑張っても魚が釣れない時は、釣り人は2つの選択を迫られる
ことになります。
諦めて他のポイントに移動するべきか、ここで粘るべきか。
ボラボラ島の地図を眺めながら、アレコレと考えを巡らせます。
自分なりに考えた結果、ここで粘ることにします。
ポイントが悪いのではなく、時間帯が早すぎるのでしょう。
夕方のゴールデンタイムに入れば、クーラーボックスのフタが
閉まらないくらい、次々に魚が釣れるはず。
冷静に考えると、ほとんど自分は釣りをしてないな。
ボートが転覆しそうになって、鳥を追いかけている間に気分が
悪くなり、小島に避難しただけ。
ジムニー君は前半に釣ってますが、私は釣ったことになってる
だけで、本当は1匹も釣ってません。
このままでは終われない。 絶対に魚を釣ってみせる。
終わり良ければ全てよし。 まだ釣りは始まったばかりだぜ。
と思っていたら、ずーっと前を向いて黙っていたジムニー君が
私の方を振り返りました。
「まんぼ~さんも魚を釣ったことだし、そろそろ帰ろうか」
「ビールを飲んだから気分が悪くなってきた」
タヒチ旅行記(9)一寸法師の前半
ボラボラ島に住んでいる友人のジムニー君と、ボートを借りて
フィッシングに行こう。
この釣りの計画は、何年も前から2人で話をしてました。
私の旅行日程が直前まで決まらないことで、ジムニー君も仕事
の休みが取れず、ずっと実現しなかったのです。
今回は早めに日程が決まったので、やっと実現したという経緯
があります。
出発する前から釣り具を揃えたり、釣りをしているイメージを
膨らませたりして、とても楽しみにしてました。
ちなみに、ジムニーに乗ってるからジムニー君です。
ジムニーに乗って、ボートのレンタル会社にやって来ました。
レンタル会社から渡されたボラボラ島の地図には、ラグーンを
走行する上での注意事項などが書いてあります。
地図だけでなく、緊急用のテレフォンも貸してくれるようです。
エンジンが止まったり、どうにもならないピンチの時に助けて
もらうための電話です。
ボラボラ島のどこに浮かんでいても、GPSで我々の居場所が
分かるようになっているのだとか。
責任者のアリイさんから操縦方法を教えもらい、一寸法師号に
乗って海に出ましょう。
我々には船の免許はありませんけど、小さなボートの運転には
免許は必要ありません。
借りたボートは2人乗りで、ジムニー君がボートの後方に座り、
私が前方に座ることになりました。
しばらく移動すると水深が深くなりましたので、最初はここで
停まって釣りをすることにします。
ブブブン、ブブブン♪
静かな海で、小さなエンジンが心地良いビートを刻んでいます。
貸し切り状態の海で楽しく釣りをしていると。
ミュミュ! ミュミュミュミュ!!
あれ! ボートの後ろで変な音がしてるぞ!
後ろを振り返ると、ジムニー君の竿が満月のように曲がってる。
いきなり大物が釣れてるじゃないか!
と思ったら、スクリューに釣り糸が絡まってしまったようです。
エンジンを停止してから、ジムニー君はスクリューに絡まった
糸をコツコツとほどくことになりました。
自分で直そうと思えるなんて、ジムニー君は凄いな。
私ならこの時点で緊急テレフォンですけどね。
作業を手伝いたいけど、勝手にボートの上で動くとバランスが
崩れてしまい、転覆するかも知れない。
だから、安全のために俺は見守ることしか出来ないんだ。
くそっ、助けたいのに何もできない自分が悔しいぜ。
という感じを出しながら、復旧作業が終わるのを待ちます。
動いたらダメと分かっていても、ついつい忘れてしまうもの。
自分の釣り具を交換するためにヨイショと動いたところ、急激
にボートが傾きました。
やばい、やばい! ピーーンチ!
あと5cmでも傾いたらボートに水が入ってくる!
と思ったところで何とか耐えました。 ギリギリセーフです。
これにはジムニー君も焦ったようで、何が起きたのかと私の方
を振り返りました。
いや~。 凄い波だったね。 俺も焦ったよ。
という感じを出しながら、波でボートが傾いたことにしました。
足手まといだと思われたくないんだ。
復旧作業が終わったので、気を取り直して釣りをします。
周りを見渡してみると、他の船は鳥の群れを必死に追いかけて
います。 なるほど、鳥の下に魚がいるのか。
我々も真似をして鳥を追いかけてみますが、一寸法師号が到着
した時には鳥は去ったあと。
鳥を追いかけてプカプカ、鳥を追いかけてプカプカ。
これを何度か繰り返していると、気分が悪くなってきました。
いわゆる、船酔いという症状です。
素直に気分が悪いと言えれば良いのですが、何年も前から計画
して、やっと実現したフィッシングです。
この日のためにジムニー君は仕事を休み、私のためにボートも
借りてくれました。
気分が悪いなんて言えるわけがない! 言えるもんか!
そんな私の気持ちを知るはずもなく、ジムニー君は元気に釣り
を楽しんでますし、実際に魚も釣ってます。
「まんぼ~さん、あの島の裏にあるポイントは知ってる?」
「もちろん知ってるよ。あそこは何度も行ったことがあるね」
本当は知らないけど、知ってるフリをしよう。
知らないと言ったら、今から行こうと言うに決まってる。
「まんぼ~さん、ルアーを上下に動かす釣り方は知ってる?」
「いやいや、僕はルアーを上下に動かす釣り方は知らないね」
本当は知ってるけど、知らないフリをしよう。
知ってると言ったら、釣り方を教えてと言うに決まってる。
ジムニー君には悪いけど、釣りをやってる場合ではない。
とにかく陸地に上がりたいんだ。
頭をフル回転させた結果、このように言うことにしました。
「あの小島の方に鳥の大群が逃げたから、大急ぎで行けば間に
合うんじゃないかな」
気分が悪いことをバレずに陸地に上がるにはこれしかない。
「あぁ、あそこの小島なら何度も行ったことがあるよ」
「海が綺麗だし、鳥が逃げたのならあの小島に行ってみるか」
我々は綺麗なラグーンを横目に見ながら小島を目指します。
少しずつ水深が浅くなり、一寸法師号は船底をガリガリと擦り
ながら、まったく鳥のいない小島に上陸したのでした。
タヒチ旅行記(10)一寸法師の後半に続く。
タヒチ旅行記(8)スパ
「イアオラナ~。 ムッシュ、まんぼ~」
「当ホテルにお越しになるのは今回が初めてですか?」
「そうですね。今回で3回・・・ じゃなくて、30回目です」
ホテルに到着すると、スタッフから訪問回数を質問されることは
珍しくありません。
ご挨拶の延長の会話なので、特に深い意味はないのです。
自分なりの理由があって、本当は3回目なのに、つい30回目と
言ってしまいました。
今日はプール付の水上ヴィラを見学するために、インターコンチ
ネンタルタラソにやってきています。
出迎えて下さったのは、ジェニーさんです。
以前に来た時にはプール付の水上ヴィラは満室だったので、見学
することが出来ませんでした。
どうしても自分の目で見ておきたいと思い、モアナから日帰りで
訪問しています。
なるほど、なるほど。 こういう感じなのか。
資料や写真では分からないこともありますし、この見学は有意義
なものになったと思います。
私はプール付の水上ヴィラ「だけ」を見学したかったので、目的
は達成されました。
さぁ、仕事は終わったのでモアナに帰ろう。 撤収!
と行きたいところですが、そうはなりません。
旅行会社が訪問する時は、ホテル側は案内する担当者を決めたり、
見学のルートを考えてくれたりします。
ホテルとしては、プール付の水上ヴィラだけでなく、他の施設も
見学のルートに入れているのでしょう。
でも、他の施設は以前に見てるし・・・。
ホテルに失礼になるので、見学は結構ですとは言えません。
ですから、30回目の訪問と言うことで、他の施設の見学は割愛
してほしい気持ちをアピールしました。
そんな気持ちはジェニーさんに届いておらず、引き続き見学する
ことになりました。
スパを見学している途中、ジェニーさんの携帯に呼び出しがあり、
ここで少し待っていて下さいと言われました。
用事で他のスタッフのところに行ったようです。
待ってる時間が退屈なので、ジャグジーの横にあるボタンを足で
押してみると、ジャバジャバと水が出てきました。
自分の想像よりも凄い勢いで驚きます。
水は循環してると思いますけど、無駄使いをしてるような気持ち
になるので、ボタンを押して止めることにしよう。
あれ、ボタンを押しても止まらないぞ。 壊れたのかな。
ボタンを押しただけで壊れるとは思わないけど、絶対にないとも
言い切れない。 嫌な汗が出てきた。
この状況がジェニーさんにバレたら・・・。
あーっ! ムッシュ、まんぼ~。 何をやってるんですか!!
って怒られるような気がする。 それは嫌だ。
あっ、ジェニーさんが戻ってきたぞ。
やばい、やばい。 どうしよう。
取りあえず、ジャグジーから離れて無関係なフリをしよう。
僕は何もしてないのに、勝手に水が出てますよー。
僕は何もしてないのに、壊れたのかも知れませんねー。
という感じを出します。 なんとか自然に壊れたことにしたい。
止まらない水を見てジェニーさんが焦ると思ったのに、ニコニコ
と笑顔ですし、しばらくすると自動的に水は止まりました。
なるほどね。 そういう仕組みだったのか。
放置しておけば勝手に止まるのに、自分が何度もボタンを押した
ことで、継続になってしまったようです。
故障ではなくてホッとしました。 あー、良かった。
「ムッシュ、まんぼ~。 これの使い方が良く分かりましたね」
「当然ですよ。 僕は30回目だから全て分かってます」
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タヒチ旅行記(7)バレる
旅行記の途中ですが、休憩のような感じでタヒチ旅行に関係
のないことも書いてみようと思いました。
まんぼ~ブログには「バレる」という表現が出てくることが
あると思います。
あまり良いイメージで使われる言葉ではありませんよね。
とりとめもなく、バレることについて考えてみます。
お届けする写真は文章の内容と関係なく、近年のタヒチ旅行
で撮影したものです。
何かがバレていることを表現しているわけではありません。
後ろめたいことや、恥ずかしいことなど。
誰でも一度はバレた経験があると思いますし、人生とバレる
ことは切っても切れない関係なのでは。
一言でバレるといっても、色々なパターンがありました・・・。
じゃなくて、色々なパターンがあると思います。
バレてもいいやと思ってることが大丈夫で、これだけは絶対
に死守したいと思ってることがバレてしまう。
いかにもありそうですよね。
よりによって、あの人にバレたのか! とかもあるのでは。
優しい人なら見逃してくれるのにな。
大切な物を秘密の場所に隠したのに、次に取りにくると微妙
に位置が変わってるような気がする。
あれ、もしかしてバレてるのかな?
何回やっても見つからない人がいるのに、初回でバレる人も
いたりします。
昨日にバレたから、今日は相手も油断してると思ってたのに、
2日連続でバレてしまったり。
もう、逃れられない運命なのでしょう。
画面の向こうにも心当たりがある人がいたり、頭の中に誰か
の顔が浮かんでいたりするのでは。
もう少し具体的なパターンを書いてみます。
むむむむ、ここまで追及を交わしてきたけど、そろそろ状況
が厳しくなってきたな。
時間の問題で証拠が見つかるだろうし、ジタバタするよりも
自分から申し出ることにしよう。
「ごめんなさい。 僕がやりました」
自白によって事件は解決する方向に進みましたが、その後の
入念な捜査においても、肝心の証拠が見つかりません。
冷静に考えると、証拠はバレない方法で処分していたことを
思い出しました。
でも、もう手遅れなのです。
黙っていればセーフなのに、自分からアウトにしてしまった
という悔やみきれないパターンですね。
ついでなので、もっと悲しいパターンも書いてみよう。
フンっ、何を言われても認めるもんか。
知らぬ存ぜぬで乗り切ってみせるし、共犯者である吉田君の
ことも絶対に言わないからな。
友達を売ることは出来ないし、処分を受けることになっても
絶対に吉田君だけは守ってみせる。
そして、別室にいる吉田君からも事情をきいた大人が自分の
部屋に戻ってきました。 ガチャ。
「おい、まんぼ~。 吉田がクチを割ったから観念しろ」
「吉田はお前が1人で勝手にやったことだと言ってるぞ」
吉田君。 いや、吉田。 何を言ってくれてるんだ。
自分だけが処分を受けるつもりだけど、この流れはおかしい。
友達だと思っていた人に裏切られてしまったパターンです。
実体験ではありませんよ。
一般的に、こういうことがありますよねってお話です。
まんぼ~は旅行会社ですから、話題を旅行にしましょう。
旅行中に何かがバレると、アレを没収されたり、アレを書か
されたり、狭い部屋に閉じ込められるかも知れません。
1人だけ暗い表情で空港の別の出口から出てくる人は、良く
ないことがバレた可能性が高いです。
これが旅行の後半ならともかく、初日だと辛いでしょうね。
そんなことになると、楽しい旅行気分が台無しです。
ですから、絶対にバレてはいけない・・・。
じゃなくて、バレて困ることは最初からやるべきではない!
私はこれを言いたかったのです。
まぁ、普通に滞在をすれば、バレたら困るといった状況には
ならず、楽しいリゾートライフをお楽しみ頂けるはず。
次回からはタヒチの旅行記に戻ります。
タヒチ旅行記(6)あれこれ
そろそろ焼けてるだろうな。
あれ、あれあれ。 どうなってるんだ。
トースターにパンを入れて、焼けるまでの間に他のコーナーを
見てたのに、戻ってきたらパンがない。
手品じゃあるまいし、パンが勝手になくなるわけがない。
この状況で考えられることは、誰かに横取りされた。
犯人がトースターの前に来た時に、美味しそうなパンが焼けて
いたので、お皿に乗せて持っていったのでしょう。
チっ、人が大切に焼いていたパンを持っていくなんて。
しょうがないから、もう一度パンを焼くことにするか。
次は横取りされないように、トースターの前で待っていよう。
ふと視線を下に向けると、アメリカ人と思われる小さな女の子
がコチラを見てる。
お父さんの方に歩いて行き、ヒソヒソと何か言ってるな。
だいたい何を言ってるかくらいは雰囲気で分かるものです。
「パパ、あの人がパンを横取りされてるよ。 クスクス」
「おいおい、可哀想だから笑ったらダメだぞ。 ブハハハ」
これはキツい。 パンを横取りされたことよりも、一部始終を
見られていたことのダメージが大きいです。
なんで横取りされた自分が笑い者になってるんだ。
アクティビティの集合場所にやってくると、自分より早く来て
いたアメリカ人の男性が船着場に座っていました。
わざわざ立ち上がって私に挨拶をして下さって、家族にも私を
紹介して下さいました。
パパさんは、お仕事で日本にも半年ほど住んでいたのだとか。
色々と私のことを気遣ってくれたりもして、帰る時にも家族で
揃って丁寧に挨拶をして下さって。
なんて素晴らしいファミリーなんだ。
同じアメリカ人でも、ビュッフェの親子とは大違いだな。
午後からスパにやってきました。
「すいません。 肩のマッサージを重点的にお願いします」
「普通の人のチカラでは弱すぎるので、このスパで一番チカラ
のあるチャンピオンを呼んできて下さい」
「ケガをしたらどうしようとか、遠慮しなくて大丈夫ですから」
「どうなっても文句は言いませんので、全力でお願いします」
と最初に言ってしまったので、痛くても痛いと言えないんだ。
もっとチカラの弱い人に代わってほしい。
今さらですけど、何気ないタヒチでの1日をお届けしています。
友達と釣りにやってくると、地元の子供や大人も何人か釣りを
しており、とても楽しい雰囲気です。
シマノやダイワといった日本の釣り具はタヒチでも人気ですし、
色々な人が釣り具を見せてと言ってきます。
ベテランの風格が漂う地元の人は、道具の汚れ方を見ただけで
釣り人のレベルが分かるのだとか。
上手な人が使った道具は、それなりの汚れ方をするのでしょう。
「このリールの汚れ方からすると、まんぼ~さんは釣りの達人
だと思われるな」
「ハッハッハッ! まぁ、そんなところですかね」
「自分で言うと馬鹿みたいですけど、達人かも知れません」
このリールは中古だから、私の前の持ち主が達人なのです。
タヒチ旅行記(5)マティラビーチ
ボラボラ島のマティラビーチには、手作りのチョコレートを
売り歩いている男性が現れるらしい。
そんなウワサをホテルのスタッフが教えてくれました。
手当たり次第に観光客に声をかけて、チョコレートを買って
下さいとお願いしているそうです。
知ってる人ならともかく、全く知らない人が作ったチョコを
食べるのは少し勇気がいるな。
この後に行くマティラビーチを想像しながら、レストランで
ランチを食べてます。
変な断り方をすると角が立つし、相手も悲しい気持ちになる。
別に買わなくても平気ですよって感じを出すと思いますけど、
本心がそうだとは限りません。
表情は変わらなくても、実際には傷付いてたりするもんです。
そうだ、お金を持ってないことにしよう。
これなら断ることにはならないし、買うことにもならないし、
誰も悲しい気持ちにならない。
くそっ、お金があれば買うのになー。
ボラボラ島だからATMもないし、買いたいのに買えないぜ。
という感じを出そう。
いたいた、あの人じゃないか。
麦わら帽子の男性がバスケットを持っており、断られた瞬間
であることが遠くからでも分かります。
こちらに歩いてくる途中でもカップルに断られてる。
心の準備をして待っていると、男性はチラリとだけ私を見て、
無言で通り過ぎていきました・・・。
どうせこの人は買わないから、話をするだけ時間の無駄だと
言わんばかりに。
だからといって、自分から声をかけるのもおかしいし。
・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・。
買わないよ。 あぁ、買わないさ。 どうせ俺は買わない。
買わないけど、声はかけてほしかった。
表情は変わらなくても、実際には傷付いてたりするもんです。